【競馬コラム】馬主の馬への愛着

公開日: : 競馬コラム

馬主・馬への愛情!

中山競馬場

数は多くないが、中央・地方の資格を持っている馬主さん。

優しい気性で、こちらがヤキモキする時さえあるほど。

そんな馬主さんから電話があった。
「 チョット聞ぃてぇャ〜! 何とかならへんかなぁ〜 」
「 騎手にヤル気が見られず、後方から競馬をするだけ。
以前に3着にきた時は、ある程度の位置からレースを進めた。
未勝利やから、リミットはあと2カ月しかあらへんのに 」と。

中央で通用しない時は地方に移して競馬をさせているが、
自分が所有した馬には、期待と愛情を注いでいる人。

3歳未勝利馬は、この9月までに勝利を挙げないと中央には残れない。
ここまできたら、せめて1勝して中央に残してやりたい!
その事は調教師も騎手も分かっているはずだが、
調教師は、 “ 管理している内の1頭 ” であり、
騎手にすれば、“ 騎乗する内の1頭で走らない馬 ” の認識しかない。

馬主側からすれば、 “ 企業努力が足りない ” と思うのは当然なのだ。
だが、その馬主さんは、調教師に遠慮して強い進言はしない。

「 騎手は騎乗料しか考えてへんし、調教師も似たような感覚 。
馬主なんやから、勝つ努力をするよう調教師に言えばいいし、
無気力な騎手には乗せない方がいい!」と私。

3歳未勝利馬は秋になると “ 抹消処分 ” になってしまう。
JRAは、馬の活性化、競馬の新鮮さで、線引きを行っている。
“ 走らない馬 ” の末路は哀れなモノ…

馬主は所有した時点から、その馬の一生を握っている。
できるだけ競走を続けさせるのが愛情と考えているその人は、
中央でダメな時は、地方に移して競馬を続けさせている。
すべての馬主が同じ考えを持っているとは思わないが、
安い馬でも高い馬でも、走らない馬でも走る馬でも、
馬には馬の一生があるんです…

その馬主さんの締めが、
「 勝つための努力をして勝てないなら、その馬の能力で仕方ないが、
それも見えないで、走らないで済ますのはどうかと思う。
買う時は 、“ 楽しみな馬です ” と調教師が薦めたんだから 」

昔はオープンで活躍した馬を所有した馬主さんだが、
本質的には “ 馬主 ” には不向きな人かもネ…

 

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