【質問コーナー】職業としての競馬記者

公開日: : 競馬コラム

質問コーナー・職業としての競馬記者

競馬取材

「 来年に就職を控えているが、競馬記者も選択肢のひとつに。
どう思うか?」の質問がありました。

“ 好きにするか?好きをするか?” の言葉があります。
仕事で言えば、いま従事している事にまい進しモノにするか?
自分が天職とする仕事を見つけ、その道に入るか?
そんな感じでしょうか…

私の場合は、別の職種についていましたが、
先輩から覚えた競馬にのめり込み、競馬の世界に入ってしまいました。

以前、ラジオ解説をしていた時、アナウンサーを介して、
競馬の世界に入りたい人と話したことがあります。
選ぶかどうかはその人の判断であり、実情は話しました。

※ 高給取りは望めない事。
労働時間の割に給料が安い。
出張費は安く、長期出張だと必ず赤字になる。
移動の新幹線代は回数券で渡され、
ホテルはビジネスかウイークリーマンション。
テレビやラジオの出演料は自社がスポンサーならノーギャラ。
他のメディアの場合は、一旦会社に入り、そこから手当てが。
“ 実力次第で高収入 ” とは、自分で馬券をゲット!すること…

※ 労働時間が不規則
その季節の調教時間に合わせての労働時間になる。
夏場なら午前4時、冬場は午前6時には動ける態勢に。
午後はそれぞれの厩舎の運動時間があるのでそれなりの時間まで。
出稿原稿が多ければ、夜に家で仕上げることも度々…

※ 仕事のつき合い
会社からの接待費は出ないので、厩舎との付き合いは自腹で。
お金がないので調教師や騎手にご馳走になってしまう。
親密な関係になるのは確かだが、そこにはお互いの利害関係が。

※ 会社の命令は拒否できない
会社が北海道へ行けと言われれば北海道へ、
小倉へと言われれば小倉へと、出向は入社前の約束。
自分の思い通りではなく、会社の思うままに動くことに。

それでも、競馬記者になりたいのなら、日刊紙をオススメします。

専門紙は厩舎と密着し、騎手とも親しくなれますが、
ここまでメディアが普及した今は経営が困難に陥っています。
これまでに数社が店をたたんでいるんです。

日刊紙は競馬だけでなく、全体のスポーツを扱っており、
新聞広告もあって、経営状態に揺るぎはないはずです。
そこで競馬記者になれば、あとはその人の心構えひとつです。
専門紙の人間と同じように仕事をすれば、親密関係は構築できます。
足で取材し、いいネタを原稿に起こせば、記事で紙面に載ります。

現在の専門紙と日刊紙の違いは、仕事量とその姿勢でしょう。
金魚のフンのように、ゾロゾロみんなで調教師や騎手について回り、
囲みで情報を得るやり方が日刊紙記者です。
自分の足でネタを探す気持ちがあるなら、専門紙と同じ仕事はできます。

収入面やそれぞれの手当ても多いはずですから、
その気があれば、競馬に打ち込めます。

大ざっぱな説明になりましたが、概要は把握していただけたのでは?

楽しいことは、主張先の文化やその地の食べ物が味わえること。
それぞれの季節感も忘れ難いモノがあります。

つらいことは、予想が当たらずヘキヘキしたこと。
金銭面でもいつも汲々していました。
たまに大穴が当たり、一瞬だけ潤いましたが…

あとは、あなたが決めることです。

ジックリ考えて行動を起こして下さい!

 

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